もくじ
1.紀文食品 年神様もてなしセット元旦6品
購入価格 1648円(2020年12月)
本日は、紀文食品の年神様もてなしセット元旦6品を購入しました。2021年新年になり、新年に食べるものと言えばおせち料理になります。私が小さい頃にはお正月に親戚同士が集まっておせち料理やお寿司、オードブルなどをとって皆で食事したあとは子供はドンジャラもしくは人生ゲーム、大人はお酒を飲んで歓談していたものです。今ではお正月に親戚同士で集まることはなくなりましたが、おせち料理は毎年必ず食べております。5~6年前には自らおせち料理を作ったりもしたのですが、最近ではやはり出来合いもののおせちを買った方がおいしいし、手間もなく楽なので結局そっちの方向に流れております。おせち料理には三重箱のルールもあり、一の重には、祝い事などにふさわしい祝い肴、として数の子、黒豆、田作りの基本三種類が並び、その他きんとき、かまぼこなどもならびます。二の重には、焼き物が中心となり、中でも特に縁起に良いとされる海老、鯛、ぶりなどの海の幸が中心となりますが、フライや肉類もこの二の重になります。そして三の重については、煮物が中心となっており、筑前煮をイメージしていただければよいと思いますが、山の幸となる里芋、ごぼう、れんこんなんかがあげらます。今回購入したは商品は6品(白かまぼこ、紅かまぼこ、伊達巻、栗きんとき、黒豆、昆布巻き)となっているようです。それでは、実食へ。
2.味について
では、一口パクリ。う~ん、おいしいです。まずは白かまぼこと紅かまぼこになりますが両商品ともにとっても弾力性があり、歯ごたえが十分になります。この弾力を出すには、鮮度の良い魚を用い、練る工程と加熱工程によって商品に弾力がでてきます。あと白色と紅色の色の違いについてですが、スケソウダラ、グチ、レンコダイなどの白身の魚を使用することによって白かまぼこが製造されるのに対し、サバ、イワシ、アジなどの赤身の魚を使用することに紅かまぼこが作られます。続いて伊達巻になりますが、とても甘くて厚みと弾力があり、食べていて日本独特の伝統の味が感じられます。伊達巻の断面は巻物に似ていることから、知恵を願う食べ物だそうです。次に栗きんときになりますが、栗そのものに甘みがあり、食べれば甘さが口全体に広がってゆきます。栗きんときは金運アップを願う食べ物であることから金運豊かな1年が送れますようにという願いが込められた食べ物です。そして、黒豆になりますが、丹波黒豆を使用していることから程よい硬さと甘さがあるので食べていても食べ応えがあります。黒豆には、まめに働く、まめに暮らすなどの意味合いが込められているいるそうです。最後は昆布巻きになりますが、昆布の味も濃く、香りも芳醇であり、しっかり煮込んであることからとても柔らかく仕上がっております。そして、昆布巻きは子孫繁栄の願いが込められているほか、よろこぶ(喜ぶ)のごろ合わせもあります。以上、6品であっても十分におせち料理が楽しめる紀文食品の本商品になりますが、東京都中央区銀座に本社をおく魚肉練り製品などを製造する食品業界最大手企業メーカー。1938年(昭和13年)に設立し、80年以上の歴史がありますので信頼と実績の誇りがある会社であります。機会があれば、是非、一度ご試食してみてください。