もくじ
１．カナダ産豚肉 三元豚肩ロースかたまり
購入価格 3186円（2024年1月）
本日は、カナダ産豚肉の三元豚肩ロースかたまりを購入しました。過去にも「カナダ産 三元豚スペアリブLAカット」「カナダ産 豚肉三元豚バラ焼肉」などを購入したのですが久しぶりに購入したい買ってみました。カナダ産の三元豚は、豚肉の品質が高いことで知られており、生産過程での注意深い管理と健康な食餌が、豚肉の美味しさに寄与しています。カナダでは、多くの農場がオーガニック認証を受けていることから、オーガニック認証では、農薬や化学肥料の使用が制限され、動物たちの健康や福祉が重視されています。それを担っているカナダの食品検査庁（CFIA）は、食品安全および畜産物の衛生基準を維持し、消費者保護を確保するために、法的な権限を持つ機関となっております。CFIAは、産業界、消費者、連邦、州、地方自治体の組織と協力して、食品や人獣共通感染症に関連した予防可能な健康リスクからカナダ人を守るために活動しています。したがって、豚肉に関する規制は、食品安全法令および畜産物の衛生法令に基づいていますので、生産施設の衛生状態や動物の健康状態の評価が含まれますので、生産者は、CFIAの規制に従って、安全で清潔な環境を維持する責任があり、CFIAは、豚肉を加工する施設に対しても定期的な検査を実施します。施設の設備や衛生基準、従業員の衛生状態、生産プロセスの安全性などが対象であり、これにより、生産ラインでのクロスコンタミネーションのリスクが最小限に抑えられます。また、豚肉は微生物の汚染のリスクがあるため、CFIAは病原性微生物や食中毒の原因となる細菌の検査も行いますので、これにより、豚肉が食品安全基準を満たしているかどうかが確認されます。これらの措置により、CFIAは豚肉の生産から流通までを厳格に監視し、安全性と衛生基準を維持していますので消費者にとっては、カナダの豚肉が高い品質基準に基づいて製造されていることに安心感を得ることができます。それでは、いざ実食へ。
２．味について
では、一口パクリ。う～ん、きめ細かくジューシーな質感があり、調理する際に染み込んだ調味料よって豊かな風味を引き立てます。今回は、豚の角煮を作ってみたのですが、独特の甘みがあり、焼いた際に香ばしい風味が広がります。三元豚肩ロースは、脂身が豊富でありながらも肉質が柔らかい部位ですので、このカットは一般的に、肩から取られるロース部分で、肉の質が高いことが特徴的です。この部位は焼いたり、グリルしたり、煮込んだりするなど、様々な調理法に対応しますが、肉の良さを引き出すために、シンプルな塩と胡椒だけで調理することもおすすめです。ただ、私は日本料理が好きなので、個人的には豚の角煮はもちろんのこと、豚しょうが焼き、豚しゃぶしゃぶ、豚汁、生姜焼きなどがおすすめです。少し日本料理以外で楽しむのであれば、シチューなんかにアレンジして、三元豚肩ロースを大きめのサイコロ状に切り、野菜と一緒にシチューにするのが良いかもしれません。トマトソースや赤ワインを加え、低温で長時間煮込むと、肉が柔らかくなり、深い味わいが広がります。そのほか、豚肩ロースをローストすると、外はパリッと、中はジューシーな仕上がりになります。ハーブやスパイスを使ったルブやマリネで味をつけ、オーブンでじっくり焼くと、食欲をそそる香りが広がります。三元豚肩ロースをハーブとガーリックでマリネすると、風味豊かでジューシーな仕上がりになりますし、ローズマリーやタイム、みじん切りにしたガーリックをオリーブオイルと混ぜ、豚肉に良く馴染ませてから焼くと、素晴らしい香りと味わいが楽しめます。三元豚肩ロースを薄切りにしてサンドイッチにする際、ピクルスやマスタードとの相性が抜群です。トーストしたパンに薄切りの豚肉とピクルスを挟んで、シンプルで美味しいサンドイッチができます。ただ簡単に、豚肩ロースを薄切りにして、しゃぶしゃぶや火鍋のような鍋料理にすることもありなので、ポン酢やごまだれと一緒に食べると、さっぱりとした味わいが楽しめます。結局の日本料理で食べる方が、調理が簡単だったりするかもしれませんので、機会があれば、是非、一度ご試食してみてください。
