もくじ
1.埼玉県産深谷ねぎ(1kg)
購入価格 798円(2021年1月)
本日は、埼玉県産深谷ねぎ(1kg)を購入しました。以前の記事でも少しふれましたが、購入したきっかけは「CJ ダシダタッカンマリ鍋つゆ(500g×3袋入り)」を食べてみたいと思い、鍋の中に入れる具材として本商品埼玉県産深谷ねぎとひらたけ(参考:「長野県産霜降りひらたけ(400g)」)をあわせて購入した経緯があります。ねぎを購入するにあたって今まで特に意識はしたことがなかったのですが、調べておりますと、ねぎの品種は500以上もあるらしく、大きく大別して3つの群に分けることができるそうです。土を寄せて日光をさえぎり白く葉鞘部(ようしょうぶ)を食べる白ねぎの加賀群と千住群、そして、緑の葉を食べる青ねぎの九条群の3つからなるそうです。わが県では北陸に属するのでねぎは加賀群に属することになるのですが、夏に成長し、冬になると地上部が枯れて休眠することから積雪下の越冬率が高いことから耐寒性が強い品種になります。今回購入した深谷ねぎは千住群に属し、関東地方を中心に生産されている品種であり、加賀群同様に土寄せをおこなった軟白部分の白ねぎ(根深ねぎ)を食します。千住群の大きな特徴は加賀群とは大きく異なり、夏だけでなく冬にも成長することからシーズン問わず出回っているのが徴でもあります。それでは、実食へ。
2.味について
では、一口パクリ。う~ん、おいしいです。わが地域で食べなれている加賀群とは少し異なり、ねぎに甘みがあり、食べていてもとても柔らかいので食べやすいです。私が今まで食べなれてきた加賀群のねぎと見た目は一緒なので、生産場所が違うだけだろぉ~なんてたかをくくっていたのですが、食べた瞬間に同じ日本国内のねぎなのにここまで違う!?と少しびっくりしたのと同時に深谷ねぎさん参りましたという感じになりました。調べておりましたら、深谷ねぎは糖度がとても高く、10~15度前後の糖度があると言われており、みかんと同様な糖度に当たるそうです。中には深谷ねぎが甘いことからすき焼きの中に入れるときには砂糖を入れない方もいるそうですが、私も食べてみてその意味に納得させられます。深谷ねぎには泥付き深谷ねぎを丸ごと炭火焼にし、焼けたあとで皮をむいて食べる深谷ねぎグランプリ名物があるらしいのですが、これだけの糖度があればねぎを焼いたあとにそのまま食べれるのにも納得がいきます。加賀群のねぎや九条群のねぎではねぎの丸焼きはまず考えられない食べ方ですが、千住群のねぎであればこれだけので糖度があることからも実現可能な調理方法なのかもしれません。それでは、みなさん機会があれば、是非、一度ご試食してみてください。