もくじ
1.生ほたるいか
購入価格 775円(2020年4月)
本日は、生ほたるいかを購入しました。皆さんほたるいかって食べたことありますか?我が県においては漁獲量が1位ではないのになぜかほたるいかが有名であったりします。ほたるいか漁獲量1位は兵庫県であり新温泉町の浜坂港で水揚げされておりますが、富山県と兵庫県のほたるいか漁獲量の大きな違いは漁法にあります。富山県のほたるいかの漁法はほたるいかいを定置網で漁獲するのに対して、兵庫県のほたるいか漁は底曳網漁で水深200mに生息しているほたるいかを一気に漁獲します。兵庫県のように底曳網漁で一気に漁獲する方が漁獲量も増えるのですが、あくまで鮮度にこだわっている富山県では定置網で漁獲し、なるだけ傷を最小限に抑えたいという考え方によって現在に漁法になっていると言えます。地元の私もよく聞いたことがありますが、ほたるいかの身投げと言って、ほたるいか自身が浜に身を投じることからほたるいかの身投げと言われるみたいですが、だいたい2月下旬から5月にかけて産卵の時期に水深200mから一気に浮上し、浅瀬まで上がってくるとの事です。いつでも見れるものではなく、新月の夜でかつ波が穏やかな日などの条件が整った日に見れるとのことですが、私も富山県に住んでいる以上、いつかは見てみたいものです。それでは、実食へ。
2.味について
では、一口パクリ。う~ん、懐かしい味です。ここ何十年も食べておりませんでしたので久しぶり富山県民になった気分になります。正直、我が家ではほたるいかの消費量が多いかと言えば決して多くない方です。妻も私も富山県生まれの富山県育ちなのですが、お互いあまり好んでは食べませんし、ほたるいかを食べながら話して会話の中でも、祖父母とともに生活していたから食べていたのかもしれないねーなどと話しておりました。実家の母親とも話していたのですが、母親自身もほたるいかを食べているかと言うとそこまで食べている感はなく、祖父母が生きていた時に食卓に並んでいたから食べていただけ的な話をしていたので、どうやらみんな好んでほたるいかを食べていたのではなく、食卓に並んでいたので食べていたことが発覚しました。ただ勘違いしてほしくないのは、ほたるいかが決してまずいのではなく、ボイルしたほたるいかを酢味噌で食べる「ボイルホタルイカの酢みそあえ」なんかは県内ではとてもポピュラーでおいしく、富山県民であれば誰でも1度は食べたことのある料理と言って過言ではありません。今回はコストコ商品を利用し、ほたるいかのパスタも作ってみたのですが新食感な味でありました。機会があれば、是非、一度ご試食してみてください。